manten_senryu

句集

#5「風の時代」を読む

望月弘さんの第二句集。 たかねの風、いつか来た道、流転輪廻の3章で構成されている。 『平成十三年に前立腺癌が見つかり全摘手術を受けた。その後再発して放射線治療をしたが全治には至らず、ホルモン療法で今日まで生かされてきた。(中略)主治医からは、もう年齢的なこともあって手術も放射線治療も無理で、効力のありそうな治療は全て行ったので、あとは寿命との勝負だと宣言されてしまった。それでも何とか生きている。しかし確実に余命はなくなっている。いつか終わる日のくることも承知している。お陰で戦争による飢餓や貧乏も体験してきた。そして今の平和な世界に生かされている。幸せな人生だったと感謝している。』(あとがき) 各章の句と感想を記します。
さみしい夜の句会

さみしい夜の句会報 第77号を発行しました

第77回の参加者は86名でした。ありがとうございました。参加された方の1作品以上を掲載しました。掲載のない方、誤字脱字等ありましたらDMにてご指摘下さい。
川柳のいま

#5 商品「川柳の添削とアドバイス」について

6月にWebショップ『満天の星』を立ち上げた。 主に、自分で発行している「川柳の話」や書籍JANコードは付いていないため流通しにくい詩歌の句集や絶版本の販売を目的で立ち上げたのであるが、その中に〈川柳の添削とアドバイス〉というサブスク型のサービスを入れた。こういうのは本来柳社の主幹、主宰が行うものであるが、『満天の星』はそういうのに馴染めない人が集まれる「場」を作るのがコンセプトなので、まだまだひとさまの川柳を添削できるような者ではないと自覚しているが、作句のアドバイスと川柳についての話し相手にはなれるだろうと思い、とりあえずメニューの中には入れた。 そうしたら、なんと申し込みがあったのであった。びっくり。
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さみしい夜の句会

さみしい夜の句会報 第76号を発行しました

第76回の参加者は86名でした。ありがとうございました。参加された方の1作品以上を掲載しました。掲載のない方、誤字脱字等ありましたらDMにてご指摘下さい。
さみしい夜の句会

さみしい夜の句会報 第75号を発行しました

第75回の参加者は80名でした。ありがとうございました。参加された方の1作品以上を掲載しました。掲載のない方、誤字脱字等ありましたらDMにてご指摘下さい。 Webショップ「満天の星」では、8月から実験的に中古本の販売も少しずつ始めます。個人からお譲りいただいた本なので1冊限りが多いですがよろしくお願いします。 また、断捨離等で不要になった詩歌の本を無償で引き取り、新しい読み手へお繋ぎいたします。廃棄を予定されている方はご一報ください。
川柳のいま

#4 川柳大会の投句用紙は何故電子化されないのだろう

このWebサイトを開設してから、大会案内というページを作った。 川柳大会の案内が届いても日々の生活の中に埋もれてしまって締切を失念してしまうことが多く、思い出したときには締切が過ぎていて不義理をしていることが結構ある。 また締切は忘れてなくても、投句用紙が見つからずやはり投句できなかったということも多い。 きっと自分の他にも同じように困っている人はいるだろうと思い、大会案内が届けばPDFで貼り付けはじめたのがページを作ったきっかけである。自分が定期的に読んでいる柳誌はそんなに多くないので情報には限りがあるが、それでも書き進めていくと全国では数多くの大会が開催されているのが分かった。
おとなが読む絵本

#8 ヘレーじいさんのうた ブータン民話

「ヘレーじいさんのうた」は民話「わらしべ長者」の逆物語です。 ものの価値が曖昧になっている現代では、誰もがヘレーじんさんとわらしべ長者の間を行ったり来たりしているのでしょう。 はっきりしないからみんなしあわせな顔ができないのでしょうね。
さみしい夜の句会

さみしい夜の句会報 第74号を発行しました

第74回の参加者は76名でした。ありがとうございました。参加された方の1作品以上を掲載しました。掲載のない方、誤字脱字等ありましたらDMにてご指摘下さい。
月波与生の川柳

月波与生の川柳 #2穴の数 

月波与生の川柳をランダムに公開します。 句集に載ると前の原型が多いです(たぶん)
川柳のいま

#3 安倍元首相の死後、朝日新聞の川柳が批判されている

安倍元首相の死後、7月15日、16日朝日新聞に載った川柳が批判されている。 どんな川柳かというと 2022年7月15日付 (西木空人選)  還らない命・幸せ無限大(福岡県 桑原正彦) ☆高裁も最高裁もなかりせば(東京都 土屋進一)  銃声で浮かぶ蜜月政と宗(神奈川県 石井彰)  銃弾が全て闇へと葬るか(千葉県 鈴木貞次)  去る人の濁りは言わず口閉ざす(千葉県 安延春彦)  これでまたヤジの警備も強化され(栃木県 大塚裕)  梅雨明けと言われ機嫌を損ねたか(東京都 塩田泰之)
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