Webショップにサブスク型の商品を入れたみた
6月にWebショップ『満天の星』を立ち上げた。
主に、自分で発行している「川柳の話」や書籍JANコードは付いていないため流通しにくい詩歌の句集や絶版本の販売を目的で立ち上げたのであるが、その中に〈川柳の添削とアドバイス〉というサブスク型のサービスを入れた。こういうのは本来柳社の主幹、主宰が行うものであるが、『満天の星』はそういうのに馴染めない人が集まれる「場」を作るのがコンセプトなので、まだまだひとさまの川柳を添削できるような者ではないと自覚しているが、作句のアドバイスと川柳についての話し相手にはなれるだろうと思い、とりあえずメニューの中には入れた。
そうしたら、なんと申し込みがあったのであった。びっくり。
川柳で何をしたいのか、が第一歩
その方は初心者ではないが、地元の句会に参加したりユーキャンの川柳講座を受講したりしているけれど、なかなか上達している実感がないということであった。なので、お話相手というより添削コースである。最初の面談(といってもLINEだけど)で、どの程度のことが起きると「上達した」と実感できるのかを確認。わかりやすい例として次の5コースを上げた。
1.参加されている地元句会の課題吟で披講される。
2.地元新聞の川柳の投句欄に名前付きで掲載される。
3.川柳マガジンの投句欄に名前付きで掲載される。
4.地元の大会で入賞する。(だいたい20位以内)
5.地元の大会で特選を取る。特に最後に呼名できる天位の鳥肌感を味わう。
せっかくの申し込みなので是非5番のゾクゾク感を味わってほしいところだが、まずは2番を目指したいということで、第一段階はここを目標に決めた。
実際始めてみてどうだったか
①1か月10句をメールもしくは郵送してもらう。②前句に対してすべての句のコメントと添削例(修正がない場合もあり)を書いて返信。③返信内容に疑問に応えたり、もしくは10句を推敲しての再提出に応えたり。
という流れでまずは進めてみた。いつものように不具合はやりながら調整していくということで。
あくまで参考例であるがこんなやりとりをしている。
6月に比べ7月の句がグッと良くなってきている。
そしてなんと8月8日、地元新聞の川柳欄に秀句で掲載されたのである。 バンザーイ!
それはこんな句。
内緒話何時か羽生え尾ひれ付く
3ヶ月のコースなのでそろそろ7月分が送られてくる。
掲載されて自信になったと思うのでこれからもっと上達していくのでは、と楽しみにしている。
今後も引き続き購入できます
川柳なんて教えてもらわなくても上手い人は最初から上手い。
そういう人はどんどん進んでいけばいい。
でも、川柳は好きだけど上達しない人もいる。
そういう人は、もう少し上達して自分の書きたいことが書けて人からも「いいね」と言われたら、人生はもっと楽しくなるはずだ。そういう人のお手伝いになればとやっています。
「川柳の添削とアドバイス」をよろしくお願いいたします。