おとなが読む絵本

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さみしい夜の句会報 第184号を発行しました

第184号の参加者は50名でした。ありがとうございました。参加された方の1作品以上を掲載しました。掲載のない方、誤字脱字等ありましたらDMにてご指摘下さい。投句はテキストにてお願いします。テキスト以外の投句は週報に反映しませんのでご注意願います。川柳を書く人間に必要なのことは誰が何と言おうと句力(くじから)です。良句かどうかは読み手の判断に任せ、毎日毎日新しい句をとめどなく作り切ることです。「さみしい夜の句会」にも毎日毎日新しい句をとめどなく投句してくる人が何人かいます。素晴らしいことです。
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#10 長い長い夜(ルリ)

この物語に出るシロサイは地上最後のオスという設定です。現実には2018年に最後のオスが死んでいます。また、卵を大切に守った二匹のペンギンはいずれもオスです。「長い長い夜」は父として過ごした「長い長い夜」の物語でもあります。
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#9 タコとだいこん (伊佐久美)

この絵本は「面白い」と感じる大人は多くないかもしれません。オチがないからです。でも「面白い」と感じる子供は多いと思います。タコが海を出て大根を採りにいくなんてあんびりばぼーじゃないですか。その差を感じることは大人としてとても大切なことです。少し話は変わります。
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#8 ヘレーじいさんのうた ブータン民話

「ヘレーじいさんのうた」は民話「わらしべ長者」の逆物語です。ものの価値が曖昧になっている現代では、誰もがヘレーじんさんとわらしべ長者の間を行ったり来たりしているのでしょう。はっきりしないからみんなしあわせな顔ができないのでしょうね。
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#7 スープとあめだま

「おねえちゃん こんな ゆきのなか でかけるの?」 「ゆきだから でかけるんだよ。ボランティア。ホームレスの ひとたちを たすけるの。」 おねえちゃんに誘われてホームレスを助けるシェルターに行くことになった。 (岩崎書店紹介文から)物語のはじまりはこんなちいさなところから始まります。ヒマだから姉に誘われ、寒い雪の日にシェルターに行くことになったのです。ここで誰と会い何を考えどうしていくのか。物語は適度に省略しながらゆっくりとシェルターでの数時間ホームレスのひととのふれあいを描いていきます。
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#6 だいじょうぶくん

作   魚住直子絵   朝倉世界一発行日 2022年3月発行社 ポプラ社 (1,480円+税)ともだちがいなくても楽しく生きている大人もいればひとりだと死んでしまいそうな大人もいます。環境が変わって新しい人間関係になじめなかったそうたくん。どのようにして新しい環境になじみ友達を作ったでしょう。ともだちのつくり方を忘れた大人にこの本は語りかけます。
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#5 ピヤキのママ

表紙は「ニャンイ」という猫の顔である見るからに凶悪でふてぶてしい本でも「ふとっちょで くいしんぼうで よわいものいじめの ふだつきの …」と説明されているオスかメスかも記述がないタイトルが「ピヤキのママ」なのでメスなのかもしれないがオスとして読んだあの出産の仕方はオスだろう、と思ったけどオスに母性があるのか、という問いかけもあっていろいろ想像させるその「やっかいもののニャンイ」」がピヤキのママなるまでのお話
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#4 戦争をやめた人たち…1914年のクリスマス休戦…

これは第一次世界大戦中戦場であった本当の話です。彼らはなぜ戦争をやめることができたのでしょうか。この絵本を読めはその秘密がわかります。でもそれはむずかしいことではなくわたしたちすべての人間が持っているものです。わたしたちが持っているもので戦争をやめることができるのです。
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#3 ノロウェイの黒牛 -イギリス・スコットランドのむかしばなし

「ノロウェイの黒牛」は人から人へ、口から口へ伝承されてきたお話です。なので、語り部によってずいぶんとお話が変わり、魔女が洗濯女だったり、黒牛が赤牛だったりすることがあるそうです。
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#2 ひとつからはじめよう I AM ONE

じぶんがちっぽけだとかんじたらおもいだしてみて。すてきなことはいつだって「1」からはじまるんだよ 
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