さみしい夜の句会報 第140号を発行しました

さみしい夜の句会
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さみしい夜の句会報 第140号(2023.10.22-2023.10.29)

第140回の参加者は75名でした。ありがとうございました。参加された方の1作品以上を掲載しました。掲載のない方、誤字脱字等ありましたらDMにてご指摘下さい。投句はテキストにてお願いします。テキスト以外の投句は週報に反映しませんのでご注意願います。

最近、夜はすぐ眠くなってしまってここの句会の他にはあまり参加もできておらず作品を読めていません。せめて投句だけでも…とは思っているのですが句を考えているうちに眠っているような有様です。この句会を始めた頃に比べたらネット句会もたくさん出来て嬉しいことです。

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◆ 参加者(75名)

何となく短歌、しまねこくん、朗読ムメイ.、Tatsuo Kanase、syusyu、古城エッ、水の眠り、とるばどーる、小沢史、菊池洋勝、西脇祥貴、うつわ、かれん、花野玖、温(ハル)、元さん、星野響、馬勝、西沢葉火、Take、夭夭雷、ゴトー、天やん、kurashi.fr、雷(らい)、燕雀之心、池田 突波、海馬、かきもちり、片羽 雲雀、凪ちひろ、まつりぺきん、ひなとと。、おかもとかも、石原とつき、さー、みさきゆう、中村マコト、石川聡、丸山修平、鴻鵠之志、比島アルト、しろとも、蔭一郎、Tomoko、ぱさ、藤井皐、嶋村らぴ、涼閑、はゆき咲くら、石畑由紀子、せば、上崎、たろりずむ、のはるん、ユウ、宮坂変哲、人見弐一、東こころ、岡村知昭、糸瓜曜子、ひうま、佐竹紫円、ぢゅぢゅ、梓川葉、証明、涼、阿笠香奈、ダリア220、電車侍、海月漂、森内詩紋、森砂季、nao nao、月波与生

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◆ 7・7、5・7・5 (川柳・俳句)

星飛んで最果タヒを諳じる 花野玖

言いわけが唇よりもあったかい 海馬

放置という胃を使わない愛し方 西脇祥貴

みえないをみるをみるをやめない中島みゆき 西脇祥貴

痛くないようにぬいぐるみを洗う 小沢史

本当に鳥葬ですか小鳥来る 馬勝

やんわりと口内炎が止めた嘘 しろとも

あんぱんは美味しく義理で観る舞台 東こころ

深爪の痛みに鶴が来てくれる 蔭一郎

もう悔やんでいるハハハの二度目のハで 雷

歯磨き粉ひねり出します人産みます かれん

小鳥来て共産党を宣言す しまねこくん

書肆 きみと冬のすべてを祝いたい 上崎

不自然な歯間ブラシの言葉数 おかもとかも

まんまるの鳩まんまるの影を踏む 嶋村らぴ

秘密とは黄色い蛇が抜ける道 丸山修平

採尿の紙コップかな泡立草 菊池洋勝

嘘泣きと言えずに続く終わりの会 中村マコト

目潰しと金的以外栗の花 しまねこくん

文法が多少違つてても柘榴 しまねこくん

成型肉がああと声だす十三夜 小沢史

赤いitはそれですか 西沢葉火

俺のこと壊したくせにとろろ汁 馬勝

ポスターの石田ゆり子も笑う秋 Tatsuo Kanase

子供らの雨を蹴る音の虚脱 藤井皐

バランスを崩した火炎瓶の味 藤井皐

ひとりぼっちで足音消して 朗読ムメイ.

瓦礫のなかにゐる子をつつけけらつつき syusyu

こんにちわ元気でなにより生前葬 うつわ

秋天へ泡立つジェットコースター 星野響

さみしいよ 化けて出てよ 百万遍 ゴトー

心臓の方へ旅立つ日に縋る秋 天やん

炭酸で割る過去の過去十三夜 池田突破

落ち葉踏み見上げた空は十三夜 片羽雲雀

バス停で待ち続けてたバイオリン まつりぺきん

十三夜望遠鏡越しの握手 さー

雑踏が沸騰してくハロウィーン 石川聡

ななあたたかいママビール 西沢葉火

ホックを外す現場検証 まつりぺきん

夕空に帰りを急ぐ鳥の群 涼閑

階段の真裏を降りて帰るひと 石畑由紀子

星月夜終着駅で起こされし せば

survival dAnce/死霊の盆踊り たろりずむ

十三夜正義に善も悪もなし 宮坂変哲

逝く夏の血の色赤き彼岸花 人見弐一

彼女こそ砂漠づくりの匠です 岡村知昭

霜降や「ガラ仮」をまた始めより ひうま

残菊や夢の続きももう終はる 佐竹紫円

ひとりでもダブルベッドの端で寝る ぢゅぢゅ

泣きながらスマホで買った「かわいい」よ 証明

着れなくなった洋服の行き先 阿笠香奈

しあわせになれるかもしれない鴨渡る ダリア220

土砂降りの中 独り 雨乞いの舞 電車侍

そっと奏でる上弦の月 海月漂

起立、礼(だれかしんでいる)、、着席 月波与生

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◆ 5・7・5・7・7(短歌)

とわんとわん炭酸水を注がれたグラスに月の光をゆらす かきもちり

雨粒が逆さに街を映し出す馴染むとは良いことなのですか かきもちり

潮騒がヘッドフォンから漏れてきてみんな無言の満員電車 蔭一郎

引き摺って運びきたもの棄て去って風に誘われ飛んでいきたい 何となく短歌

はりぼての城を横から見てみたら幾つもの目が梁になってた  古城えつ

社会的意義ある壁にバンクシー我が家の壁はやがて消される 水の眠り

お迎えが来るまで勝負カード見て弱い役から革命起こす とるばどーる

目立たぬよう薄い衣に身を包み本音を隠して静かに生きる Take

割らせない 割れないはずだ その刹那 パリンと音が ガラスのハート 夭夭雷

幼稚園行事十月集中し天気は良いがユンケルを飲む 凪ちひろ

秋虫の声を五月蝿く感じては鉛のように心臓(ハート)が重い ひなとと。

大きめを切手を必要をカモノハシな煮付け 石原とつき

gravity涙は勝手に落ちてくしお椀もお匙もこんなに遠い みさきゆう

秋空と鈴虫の音(ね)がコラボして現(うつつ)のことを忘れそうになる 燕雀之心

秋空の 透き抜ける青 溶ける風 心ほのかに つれづれの筆 鴻鵠之志

もう誰も住むことの無い集落に咲き誇る花、群れる動物 比島アルト

宵っ張り街の灯りが耐え消えず見失う星夜景に消える 元さん 

いけないと言われたからなお食べたくて 追い出されても悔やんでないよ Tomoko

逢ひ見ての後の心に点る灯に憂世の闇に惑ふ身ぞ無き ぱさ

「じゃあ、またね。」鍵はいつでも空いておくヒュッと音たて追い越してよね はゆき咲くら

足るを知る 在ることを見て生きていく欲は限りがないものだから のはるん

り越えて行かねばいけない古傷が疼いたとしても踊り続けて 梓川葉

高齢の猫の口元よく見たら牙が片方だけになってた 涼

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◆ 詩

なにクソと
電線ピョンと
跳んでやれ
光は
もう指の先(温(ハル))

最初に君に話しかけた人は誰?
その時の話を聞かせてよ。
ねぇ、覚えてるだろ? 月(ユウ)

命日じゃなくっても、
誕生日じゃなくても
思い出したときに
思いだしたらいいし、
私はあなたを愛して(日本語にするとナゼ大げさになるのか)いたし (糸瓜曜子)

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◆ 作品評から

不可思議な水を飲む ここはきみだよ やは
 ~「ここはきみだよ」と言われて自分の実態が確認できる。自分が想像できる範囲がわかる。でも本当にそれがボクかかどうかはボクにはわからない。また水道水を飲む。 (月波与生)

人間失格その場しのぎの雨が降る かれん
 ~句を読んで思い出したのは中島みゆきの『誰のせいでもない雨が』。他人からは人間失格といわれようと自分の最善は尽くしたのだ。「しかたのない雨が降る」ことはある。(月波与生)

潮騒がヘッドフォンから漏れてきてみんな無言の満員電車 蔭一郎
 ~このうた好きです!(森内詩紋)

ぶらんこにのるゆれるのるおりるのるゆれるのるのるきえるゆれてる みさきゆう
 ~「る」の繰り返しと「の」が助詞に見える錯覚をうまく使っている。隣のぶらんこと絡ませてぐるぐるする遊びはなんという名前なんだろう。(月波与生)

それぞれの河島英五で浮かぶ人  雷
 ~サラリーマン時代接待でカラオケタイムになるとほとんどの社長が大好きな「河島英五は歌うな」という暗黙のルールがあったことを思い出します。(月波与生)

みえないをみるをみるをやめない中島みゆき 西脇祥貴
 ~自分の意思でやめられない感じがあっておもしろいですね!(森砂季)

とわんとわん炭酸水を注がれたグラスに月の光をゆらす かきもちり
 ~このうた好きです!(森内詩紋)

痛くないようにぬいぐるみを洗う 小沢史
 ~自分のぬいぐるみなのか、大切なひとのぬいぐるみなのか、あるいは誰のものでもないのか。
 じんときました。(糸瓜曜子)

ひとりでもダブルベッドの端で寝る ぢゅぢゅ
 ~『ふたりでも』にしたらもっとさみしくなる。(nao nao)

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◆ 第140回句会報ダウンロードはこちらから

第140回句会報(PDF)

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