さみしい夜の句会報 第153号を発行しました

さみしい夜の句会
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さみしい夜の句会報 第153号(2024.1.21-2024.1.28)

第153回の参加者は56名でした。ありがとうございました。参加された方の1作品以上を掲載しました。掲載のない方、誤字脱字等ありましたらDMにてご指摘下さい。投句はテキストにてお願いします。テキスト以外の投句は週報に反映しませんのでご注意願います。

当句会の管理人、月波与生も選者となっている「らくだ忌第3回川柳大会」が3月7日に開催されます。当日参加できない人も欠席投句が可能となっていますが、事前投句の締切が2月9日となっていますのでご注意ください。参加できる方、当日会場にてお会いしましょう。

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◆ 参加者(56名)

水の眠り、山羊の頭、岡村知昭、海馬、しまねこくん、ヴたこ だょ、片羽 雲雀、汐音 葉月、西脇祥貴、しろとも、傾自郎、西沢葉火、古城エッ、石原とつき、虚見津山都、輪井ゆう、りゅうせん、星野響、涼閑、汐田大輝、桂月、涼、朝森たけ、おかもとかも、宮坂変哲、汐田大輝、蔭一郎、みさきゆう、crazy lover、雷(らい)、花野玖、エミリー・メープル・ボーン、higurashi、まつりぺきん、souko 守宮、太代祐一、雪上牡丹餅、温(ハル)、半岬ちろ、syusyu、石川聡、さー、ひなとと。、池田 突波、うつわ、凪ちひろ、菊池洋勝、M*A*S*H、階田発春、やは、中村マコト、杏穏、MASUTOMI_JOH、とがわ おぶね、式部、月波与生

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◆ 川柳・俳句

やっぱりさ、さきっぽだけとか言うんでしょ 杏穏

この波の誕生日さえ知っている やは

あなぐまの死体を僕と間違える 階田発春

LED広場に青ざめの群れ 石川聡

霜焼のせゐで手相の無い仏 しまねこくん

チャーハンの評判高きラーメン屋 宮坂変哲

波の花乱れし午後の船に乗る 傾自郎

媚薬にもなる痔の薬買いに行く 岡村知昭

胸にあいた穴から青空だけ見ている 海馬

すりガラス越しに並んだ低気圧 蔭一郎

じっと見られながら受付で写経 蔭一郎

ゆるいセーターの中で枯れていく腕 汐田大輝

どうしても蛸になりたい尼崎 汐田大輝

   *

おそろいの黒子が恋におちる合図 片羽雲雀

足首が鳴る制服は遠くなり しろとも

性懲りも無く雁も鳴く 西沢葉火

独りだよ呼吸が安く出来るしね 輪井ゆう

廃帝へ冬の麒麟がそよぎます りゅうせん

じりじりと荒野灼きつつ天狼星 星野響

空き缶が風に鳴らされてる畑 涼閑

ありがとうも言わずに別れた人ありがとう 桂月

寒い冬着込めば平気夏嫌い 涼

王朝に銀嶺めざしをぶっ挿しされる中島みゆき 西脇祥貴

エビマヨを逆手にとってパトロール おかもとかも

犬にしか分からぬ鼻で嗅いでいる 雷

月冴ゆる街灯だけの灯る街 花野玖

ハッシュタグHillaryBarbieそれ政治 エミリー・メープル・ボーン

螺鈿細工に映る日のシャツワンピ まつりぺきん

空き缶が風に鳴らされてる畑 涼閑

春待つやシナモンの香の裏通り souko 守宮

ふるえてる大群の雪見だいふく 太代祐一

濡れた枯れ葉が奏でるワルツ 雪上牡丹餅

蓼だって美味しく食べてもらいたい! 半岬ちろ

雪だるまの過去隠せども濡れやすし syusyu

当番を決めてないのに順に風邪 さー

大寒や使ひ回しの紙袋 池田 突波

寝顔見る一緒に居ればそれでいい うつわ

ツンデレの黒木メイサの雪が好き M*A*S*H

君を待つ間にできた歌もある 中村マコト

   *

生き急ぐ私が貰う玉手箱 月波与生

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◆ 短歌

甘じょっぱい夕焼けの街コロッケをかじる二人の影の凸凹 みさきゆう

漆黒に嗅覚だけの午前二時サンタマリアの過去形がある 水の眠り

古えの星座のように点々をつないで語る希望の神話 水の眠り

亡き父よ覚悟を決めておいてくれうるさい母がそちらへ向かう 朝森たけ

   *

行間を読み取る技量「いけず」色々どんな色 山羊の頭

風船がパンと弾けるその途端あなたは気づく私が夢と ヴたこ だょ

別れを告げた貴方との約束はいま愛してる男(ひと)と果たす 汐音 葉月

旅友のボトルと過ごし透明の期待は徐々に染められていく 古城エッ

釣り堀のない町の曲線な人類それぞれ(世界開闢) 石原とつき

この時季は吐息の長さが目に見えてだから背中に囁いた、すき 虚見津山都

屋根下に隠れようとも晒されて生くも惑うの風が強い日 crazy lover

「音楽」と「音が苦」のはざま。夜のしじまに。 higurashi

お前(ら?)は一体何匹ダグトリオ エミリー・メープル・ボーン

叫んでいいよ泣いてもいいよ心のままに受けとめるから  温 (ハル)

髪型やメイクや服は逆立った猫の毛みたい私を守る ひなとと。

がんばれと言わないようにしてたけど言われたかった人だと気づく 凪ちひろ

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◆ 詩・短文

※ 掲載はありません。

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◆ 作品評から

泣き虫のアイデンTT 西沢葉火
~「アイデンTT」はなんて読むのだろう。アルファベットの「T」が2つでアイデンティティなのか?「T」が目に見えるのと語呂の良さでメイデンだと思ったらあれはアイアンでしたね。(月波与生)

牛のごと吊るされ焼肉屋のコート 池田 突波
~雪国の冬は防寒のためコートも厚く一斉に吊るすとまさに「牛のごと」になってしまう。あの風景を見事に表現している。(月波与生)

急坂も我が家の跡も失言も平らに均す航空写真 さー
~自宅が映っている航空写真を販売するというビジネスがあったけど今でも営業してるのだろうか。住んでいる人の感情が映らない航空写真が売れていた時代。(月波与生)

メレンゲドール踊り疲れてラ変体 りゅうせん
ジャガイモのガレット風のラ変体 りゅうせん
~「ラ変体」もの連作から2句。いろいろな「ラ変体」があるが「ラ変体」って何? (月波与生)

味のないこんにゃく好むわたくしはささやかな良さがわかる大人に 水の眠り
~突然美味しいと感じるものがある。野菜だったり魚だったり。今まで避けていたのが不思議なくらい。でも味のないこんにゃくは無理かも。(月波与生)

アとウの音が出ない口笛を吹く しろとも
~ドレミではなくて「アとウの音」。それでも口笛は吹けるらしい。母音を出せないと辛いだろうなと思う。(月波与生)

古えの星座のように点々をつないで語る希望の神話 水の眠り
~「古」 一文字で いにしへ or いにしえ  と読みますので、送り仮名は要らなかったかもと思ってますが…。(MASUTOMI_JOH)

冷えきったカイロをごみ箱に入れるおそらくそんな感じの別れ 虚見津山都
~北国なので長時間外に居る時は使い捨てカイロを背中に貼っているのだけど帰ってきてもまだあったかいことが多い。なのでゴミ箱には入れずばあちゃんにあげる。ばあちゃんは背中に貼ってぽかぽかと寝る。そんな感じのわが家である。(月波与生)

極道の骨から中央フリーウェイ 汐田大輝
~年末年始、BS12で高倉健の東映ヤクザ映画が放送されているが、あの「死んでもらうぜ」の世界から中央フリーウェイにはなかなか飛べない。立派。(月波与生)

甘じょっぱい夕焼けの街コロッケをかじる二人の影の凸凹 みさきゆう
~おめでとうございます!㊗️ヾ(´∇`)ノ㊗️とっても素敵な歌ですね〜。
キュンキュンします(とがわ おぶね)

~わぁ!おめでと〜う(๑´ω`ノノ゙✧どちらもステキ 映像が浮かぶ〜(式部)

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◆ 第153回句会報ダウンロードはこちらから

第153回句会報(PDF)

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