さみしい夜の句会報 第149号を発行しました

さみしい夜の句会
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さみしい夜の句会報 第149号(2023.12.24-2023.12.31)

第149回の参加者は72名でした。ありがとうございました。参加された方の1作品以上を掲載しました。掲載のない方、誤字脱字等ありましたらDMにてご指摘下さい。投句はテキストにてお願いします。テキスト以外の投句は週報に反映しませんのでご注意願います。

2023年最後の句会報を発行します。今年もたくさんのご投稿で句会を盛り上げていただきありがとうございました。ご参加いただいた皆様に感謝いたします。2024年は本句会の他にリアル句会を何回か開催する予定です。詳細が決定次第案内いたします。2024年も投稿よろしくお願いいたします。

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◆ 参加者(72名)

雪の空𝒮𝒪ℛ𝒜,、古城エッ、もふもふ、何となく短歌、syusyu、池田 突波、涼、片羽 雲雀、西脇祥貴、温 (ハル)、石原とつき、元さん、しまねこくん、souko 守宮、輪井ゆう、西沢葉火、りゅうせん、おかもとかも、水の眠り、佐竹紫円、かれん、うつわ、alexandrejr.、crazy lover、凪ちひろ、ビッケたん、神無(オフライン版)、Take、雷(らい)、みさきゆう、あやめ、池田 突波、花野玖、のはるん、まつりぺきん、蔭一郎、馬勝、霧雨魔理沙たろりずむ、涼閑、かのん、宮坂変哲、汐田大輝、石川聡、みさきゆう、蝶々瑠璃、いずみ、靈夢、雷(らい)、丸山修平、エミリー・メープル・ボーン、月硝子、Tomoko、カゲキ・ちゃけぞう、半岬ちろ、ダリア220、せば、比島アルト、うたたね凛、海馬、さー、しろとも、桂月、太代祐一、はゆき咲くら、小沢史、奥かすみ、天やん、やーま、森砂季、wolって月のこと。、月波与生

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◆ 7・7、5・7・5 (川柳・俳句)

はじめて出会う扁桃腺と旅をした 海馬

白鳥が黒くなっても帰る家 片羽雲雀

鯛焼きの唇そっと触れてみる 片羽雲雀

酔客の列の間に間に聖歌あり 花野玖

オンドルの床にまた蛸の足跡 蔭一郎

白鳥の名字が山下しかいない しまねこくん

磯野家と同じ虚構の牡蠣家族 しまねこくん

タピオカを産みに小鳥は来るのかと しまねこくん

歳晩の青コーナーからジョー樋口 しまねこくん

摩天楼ロールシャッハのコピー機群 水の眠り

塹壕から聞こえる亀の輪唱 汐田大輝

見解の相違さキルキュフェットル山 いずみ

おっぱいに顔埋めたい年の暮れ 宮坂変哲

雪化粧キレイあなたの既読無視 まつりぺきん

あのときの人質だった苺です かれん

   *

雨音のゾンビの如き大晦日 もふもふ

まだうつちやれるかも知れんとや大晦日 syusyu

予報通りに雨が降る大晦日 池田突破

餅つきの杵の重さで筋肉痛 涼

低気圧を寝物語る中島みゆき 西脇祥貴

皸の無き人の手を抓りたし souko 守宮

巨大迷路内探しまわるな恋 輪井ゆう

カブトムシ採集兵器 西沢葉火

系統樹タコまでいってずり落ちた りゅうせん

何事もなかったようなすごい風 おかもとかも

地元行き電車に乗りて夢を見る うつわ

あの年のあの日の夕陽忘れない alexandrejr.

ラスタマン 伊那松島で 珈琲啜る ビッケたん

数え日の道幌馬車のように行く 雷

大人つてなるものぢやなくするものね あやめ

師走の夜雪の便りを風に聞く 涼閑

冬空が蒼にほころび高くなる かのん

ゆく年をコールドムーン知り尽くし 靈夢

猪口才の蛙天地を覆す 丸山修平

花か葉か曖昧な我が誕生花 月硝子

終わりだね夜が明ければおめでとう カゲキ・ちゃけぞう

月冴ゆ請求書の束払い終えた ダリア220

腹減っておる冬星に手を伸ばし せば

微笑んで、何言うとんねん うたたね凛

出遅れサンタフライング歓喜の歌 しろとも

暖かい癖してイルミネーション忌 太代祐一

オルガンの蓋青痣まみれ 小沢史

厚化粧クリスマスイブのパパの前 天やん

恋人以上友達未満桜餅 月波与生

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◆ 5・7・5・7・7(短歌)

食えるものなら食ってみろ私には足りない天道虫の自信が みさきゆう

茜色の帰路あと少し満月が出てくるまでと子供のように みさきゆう

友の弾くパイプオルガン天からの赦しにも似て手を合わす夜 みさきゆう

赤い爪笑われたからグーにして今日のミッション君から逃げる ヴたこ だょ

貴方が堕とした流れ星だよととても不本意な呪いをかける 半岬ちろ

ベランダでシャボン玉とかふかしてる上京二年目・吉祥寺にて 蝶々瑠璃

予防線は張らないようにしています自分の歌に失礼だから たろりずむ

追憶と実家のコタツは同義語であったかくって少しすっぱい 水の眠り

失禁の夢ばかり見るいつの日か現実になる序章のように 何となく短歌

エンディングノートに綴る丸文字を後半からは楷書に変えた 古城エッ

  *

雲霞み  今日は星が見えなくて、隣に君が今日もいなくて 雪の空𝒮𝒪ℛ𝒜 

土管はペリカンは違いは何か「永劫回帰にしとけば」 石原とつき

ありがとう繋がり会えた仲間たち太陽の場所また来年ね~ 元さん

口唇の形で音をたしかめる 私にテレパシーが使えたら 佐竹紫円

魂符リズム刻んで天仰ぐ太陽のよな冬凪のよな crazy lover

この道は君へ続いていくだろか果てなき夢の旅路の途中 凪ちひろ

ハンドクリームの香に酔う 皹に滲みて痛むまま 神無

君以外期待したって無駄な事多分何処かで分かっていたね Take

知らぬうち知ろうとせずに知ることに訃報欄のあなたの名前 のはるん

俺の名を忘れてしまう時があるそれでも君のオムツを換える 馬勝

家事追われ孤独な日々の隙狙うホストや風のアングラの声 霧雨魔理沙

身体性短歌を詠めたらなとおもう特に首スジ寝違えた日は 石川聡

イーロンに買収された生地獄 陽気に踊る鬼やネトウヨ エミリー・メープル・ボーン

グーグルで興味あるのは低評価冷たくあしらわれた人ばかり Tomoko

探してるものが見つかればいいほうで残酷な陽はネジを回して 比島アルト

それでもいい、それでもいいを繰り返し陳列棚からはみ出したチュロス さー

先祖の先祖の顔をして子へ孫へきっちり伝えるDNA 桂月

RHUMさんツリーの魔法ありがとう 夫婦喧嘩の気まずい朝も はゆき咲くら

曖昧な君が揺らしたイブの灯がつけた火傷に頬すり寄せる奥 かすみ

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◆ 詩

小さな雨音 ポツポツと
代わりに泣いてくれてるの?
夕焼け空がキレイだったな
あと
何回見れるのだろう
おやすみ アタシ
おやすみ 世界𓈒𓏸(温(ハル))

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◆ 作品評から

茜色の帰路あと少し満月が出てくるまでと子供のように みさきゆう
 ~無事であってほしい。またみさきゆうさんの短歌が読めますように。(やーま)

雪化粧キレイあなたの既読無視 まつりぺきん
 ~あなたのために着飾ったりお化粧したりキレイにしてきたのに、既読既読既読…という足跡で汚していくなんてひどい人!と怒ってるのかもしれません。もしくは雪化粧は別れたあとの真っ白な光景かもしれないですね。キレイのキレ、の部分で二人の赤い糸がぷつりと切れた感じがします。(森砂季)

エンディングノートに綴る丸文字を後半からは楷書に変えた 古城エッ
 ~ウッ、書く時に緊張する(wolって月のこと。)

クリームを悪人が買う作話して 川合大祐
 ~電話相談を受けていた頃、2時間聴き続けた話がすべて作話だったということが少なくなくて、そのせいか今でも人の話の2割くらいは作話だろうと思い聞いているのは私だ。(月波与生)

国歌斉唱レモンの切断面 以太
 ~人は1年に国歌を何度歌うのだろう。レモンスライスを何度眺めるのだろう。どちらも0~5回か。平均的日本人はレモンをあまり食べない。(月波与生)

寝る前に加湿器が吐くアフォリズム 蔭一郎
 ~〈寝る前〉〈加湿器〉〈アフォリズム〉と立つ言葉が並んでもお互いが相殺し合って一句としてはそんなに面白くならない。このへんが川柳の難しいところ。(月波与生)

侘助やすることリスト長いまま いずみ
 ~映画『死ぬまでにしたい10のこと』は見終えた後にジワジワくる作品であった。以来「することリスト」の作成が流行っているが長くなるばかり。最近は100のことを書いて…(月波与生)

友の弾くパイプオルガン天からの赦しにも似て手を合わす夜 みさきゆう
 ~美しい歌ですね! クリスマスの本来の意味が、言葉の中に音楽のように流れていますね。お友達の演奏、つい手を合わせたくなるほど素晴らしいものだったのかな。NHK短歌の歌も面白いと思いました! 体調が良くないみたいですが、みさきゆうさんの短歌、好きです。今後も楽しみにしています。(やーま)

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◆ 第149回句会報ダウンロードはこちらから

第149回句会報(PDF)

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