さみしい夜の句会報 第258号を発行しました

さみしい夜の句会
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さみしい夜の句会報 第258号(026.1.25-2026.2.1)

第258号の参加者は53名でした。ありがとうございました。参加された方の1作品以上を掲載しました。掲載のない方、誤字脱字等ありましたらDMにてご指摘下さい投句はテキストにてお願いします。テキスト以外の投句は週報に反映しませんのでご注意願います。

今月より「夜」をイメージした月テーマを設定します。#さみしい夜の句会 には書いてみたいが何を書いたらいいのかわからない人の道案内となるように、すでに参加している人が言葉を発しやすいように。2月のテーマは「凍夜」です。あなただけの言葉で「夜」を綴ってください。

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◆ 参加者(53名)

クイスケ、三明十種,、桑原雑、栗井ゆずる、田中美蟲角、空野つみき、しまねこくん、宮坂変哲、石川聡、汐田大輝、笛地静恵、白井沙漠、Nichtraucherchen、松本清展、あづみのマルコ、鈴木正巳、西沢葉火、ゆうたま、片羽 雲雀、天然石アクセサリーkiki’s、西脇祥貴、岡村知昭、東こころ、カオルル、季川詩音、朝暮ミナミ、大山 晶子、雷(らい)、まどけい、台風のめ、雨声、ふゆこ、ふくろうたかこ、akao、霧雨魔理沙、安藤 蜜豆、水の眠り、不思議な話のアイン、ひいらぎ、水玉子、水彩、牛田悠貴、月階柚、しろとも、非常口ドット、何となく短歌、なさわご、半岬チロ、桔梗、都まなつ、砂原妙々、tama、月波与生

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◆ 川柳・俳句

猫社員も退職希望してるのに クイスケ

軒下の歴史が動く点鼻薬 クイスケ

差し水もあなたも似てて非なるもの しろとも

崩れてもいいんですかと敬語なのも良い 牛田悠貴

緋色っていうんだね橋で泣く少年合唱団 牛田悠貴

西寄りの風が強いと不眠症 汐田大輝

今月は声にできない外来語 汐田大輝

透明になるまで桃を踏みつける 汐田大輝

近くの星遠くの星を見る病室 雷

何者にもなれずトンネル抜けた町 雷

雨給へ空から龍角散が降る 大山 晶子

豆腐の角の蝸牛 Nichtraucherchen

マッチでは燃えぬチケット売る熟女 ゆうたま

夢夢夢いつき先生消しきれず ゆうたま

バリトンのキャミソールから紙懐炉 空野つみき

鮟鱇のアリアに夜の忍びよる カオルル

破れない燃えない白旗だ どうだ 岡村知昭

そうします北京ダックに生まれます岡村知昭

   *

際のたつ期限切れにし紅い梅 三明十種

らうめんに心添ひゆく寒の内 田中美蟲角

ジーンズの尻張り詰めて雪下し しまねこくん

本でしか見たことがないラッセル車 宮坂変哲

まだまだ散らない駅へのみち紅い梅 石川聡

日本海寒帯気候師団集結中! 笛地静恵

期日前終えて孤独な八日間 松本清展

レシートの信号は赤背中向け あづみのマルコ

どん底の果てはありけりタンポポ黄 鈴木正巳

踏絵だろうか点字ブロック 西沢葉火

逆立って白子のフラン半分こ 片羽雲雀

最期のお別れは約束の赤いネイルで 天然石アクセサリーkiki’s

父になる時湿る中島みゆき 西脇祥貴

恋ひとつ叶えてみてもふゆはふゆ 東こころ

会いたいって言ったら笑われちゃうかな ふゆこ

犬の遺産のゴムボール ふくろうたかこ

手袋は君の暖かさで了解 akao 

パンダさん たくさんの愛 ありがとう 霧雨魔理沙

鏡の前にイチゴを並べて眠る 安藤 蜜豆

裏口のジャングル涙は光りに アイン

日記買ふ使わないけど日記買ふ 季川詩音

風花やこころの在処言えぬ旅 ひいらぎ

ジャレットの深き眠りやスイートピー まどけい

ふう、りんは春を鳴らす 水玉子

幸せが テレビの中にしかなくて 水彩

いつもより少し頭がうるさい日 なさわご

ベビーマラカスにも背骨 半岬チロ

にせもののホットケーキを食べたいね 都まなつ

幻覚と確信しながら花を摘む 安藤 蜜豆

   *

卵から見たこともない母がでる 月波与生

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◆ 短歌

知らなくていいのよあなた理由なんて嘘か真か目を逸らすきみ 桑原雑

月の下 冥土をあるき空仰ぐあなたの肩に雪がちらほら 栗井ゆずる

絶望と希望、徒然繰り返し終日を得る事も憚り 朝暮ミナミ

天使のフィギュアの裏を舐めをれば曇天のにほひ舌に染み入る 台風のめ

糸電話 手繰り寄せる光 母子手帳にも遺書にもない/雨声 雨声

来たことのないまちかどがなつかしいとき吹くいつかのミモザのあなた 月階柚

朗らかな笑みを湛えて空仰ぐ だから空元気って呼ぶのか 何となく短歌

この地球(ほし)で旅する者を照らすのか夜半の月よ 今宵は誰を 桔梗

凍星の瞬く下で息すれば孤独は未だ名を持たぬ光 砂原妙々

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◆ 詩 

ドレスみたいな服を着て
映画みたいに街を歩きたい

ラジオみたいに笑って話すわ
あなたには笑ってほしい

わたしがあなたに確信が持てなくても
あなたにはわたしに確信してほしい

わたしよりも少し先にいて
あんまり遠くにいかないで
後ろにもいかないで
上にも下にもいないのよ (白井砂漠)

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◆ 作品評から

明になるまで桃を踏みつける 汐田大輝
 ~透明に がとても好きです。(青海波)

西寄りの風が強いと不眠症 汐田大輝
 ~眠れない。西寄りの風が強くて、眠れない。そう訴える人のまなざしの辛さに、どう応じたらいいのか。まさか「東寄りの風が強かったら眠れるかも」などとは言えない。西寄りの風がさらに強くなり、窓を強く叩く。自分も、眠れなくなってしまうのか。(岡村知昭)

死がこわい魚のための陶器市 空野つみき 
 ~死がこわい魚と陶器市には連絡路が見えないけれど各々がユニークだ。連絡路がうっすら見える作りになればとんでもない句ができるだろう。(月波与生)

魁皇が透けてる内容証明 ゆうたま
 ~一体魁皇が何をしたかというのだ。元大関魁皇は現浅香山親方。元宮城野親方(白鵬)退職問題では板挟みになって苦労しただろう。(月波与生)

浦安の先からシャコの共和国 汐田大輝
 ~浦安と「シャコの共和国」が不思議な説得力を持っている。いってみたいシャコの共和国。(月波与生)

破れない燃えない白旗だ どうだ 岡村知昭
 ~何があっても白旗だけはあげられるんですね。負けは認められる。緊迫感のある作品だと思います。(季川詩音)

幻覚と確信しながら花を摘む 安藤 蜜豆
 ~両手いっぱい幻の花を抱える貴女の笑みの儚さ想う(tama)

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◆ 第258号句会報ダウンロードはこちらから

第258号句会報(PDF)

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