さみしい夜の句会報 第260号を発行しました

さみしい夜の句会
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画像提供:Sunrise ( Pixabayより)

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◆ さみしい夜の句会報 第260号(2026.2.8-2026.2.15)

第260号の参加者は65名でした。ありがとうございました。参加された方の1作品以上を掲載しました。掲載のない方、誤字脱字等ありましたらDMにてご指摘下さい投句はテキストにてお願いします。テキスト以外の投句は週報に反映しませんのでご注意願います。

さみしい夜の句会の英語版として〈Yo Tsukinami — English Senryu》(@AstarlitNight99)を開始しました。日本語より英語の方がいいなという方は #MidnightSenryu のタグを付けて英語で書いてみて下さい。新しい世界がもうひとつ広がるかもしれません。

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◆ 参加者(65名)

クイスケ、ゆうたま、田中美蟲角、カオルル、しまねこくん、松本清展、汐田大輝、なさわご、汐田大輝、西脇祥貴、xxxodarapelddap、、水の眠り、Nichtraucherchen、七澤銀河、月階柚、あづみのマルコ、銀星星郎、天然石アクセサリーkiki’s、ふくろうたかこ、宮坂変哲、片羽 雲雀、舞風 奏-かなで-、霧雨魔理沙、山田真佐明、砂原妙々、笛地静恵、空野つみき、白水ま衣、砂のような、佐井杜有、鈴木正巳、石原とつき、雨声、桑原雑、もみじ寝子、鮨田わさび、青海波、ナル、ぺろぼっこ(のろわれたぺろ)、岡村知昭、石川聡、つきの さかな、東こころ、非常口ドット、胡椒 黒、不思議な話のアイン、まどけい、織部ゆい、季川詩音、雪夜彗星。山羊の頭、山代甘倫、菊池洋勝、akao、スタ6251、白井沙漠、麦 ちひろ、水彩、安藤 蜜豆、栗井ゆずる、朝暮ミナミ、三明十種、よもやま さか、月波与生

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◆ 川柳・俳句

どこまでも馬を安全に死なせてしまう クイスケ

三度目のいないいないで凍りつく クイスケ

内科医を興味本位に傷つける 汐田大輝

歌わない者を沈める石油缶 汐田大輝

凍夜の浣腸はいつも最後まで 菊池洋勝

竹馬だましだましとざまざまあねさん 石原とつき

オマエモナーオマエモナーと夜凍る しまねこくん

背鰭まであるが鶯餅なのか しまねこくん

絶交の上書きをしに来る雪崩 しまねこくん

地動説一人唱へて夜凍る しまねこくん

一般のひとの怒りは雪ですか 胡椒黒

霜降りるどれかがきみの指だろう 黒胡椒

海苔掻くやシンドバッドの腰つきで カオルル

ニライカナイへの道は真っ直ぐ 青海波

雑音に挟まれている少年誌 空野つみき

平常心はおまけのようなものだから 白水ま衣

故郷は月面都市の端のほう 宮坂変哲

今夜から冷凍保存するのび太 汐田大輝

凍る夜は静香の脈に触れてみる 汐田大輝

目に染みる泣きたい夜の欠けた月 なさわご

卵とじうどんの熱き春の闇 カオルル

味噌床に三年漬けている凍夜 佐井杜有

凍結したねるねるねるねを飾る アイン 

   *

にんげんをかえしツクヨミ秋刀魚焼く ゆうたま

立春や露店の古着買ふ女 田中美蟲角

凍鶴や群れを離れて夜をひとり 松本清展

義理チョコ塚の守り人 Nichtraucherchen

ほどなく羽根が咲むと知る。 天然石アクセサリーkiki’s

サボテン枯らすテクニシャン ふくろうたかこ

薄霞チョコで包んだ傷とキス 片羽雲雀 

トラウマに 苦しめられる 日は続く 霧雨魔理沙

かぎ裂きの試写室は中島みゆき 西脇祥貴

あらすじの裏道を行き凍みる夜 山田真佐明

春雪や穂高の川に鱒の影 鈴木正巳

夜のいてつくたてつく姉の亜種と握手 石原とつき

おきぬけの 君を抱きよせ ひとしきり 桑原雑

違います下痢は象ではなくて僕 岡村知昭

問答無用モン・ドール 石川聡

会えなくて今日はさみしいちょこれいと 東こころ

別れとはマフラーが長くなること 季川詩音

ぬくもりと静けさの雪に探す夢 雪夜彗星

穴バケツ 水が入っても 穴から流れる 山代甘倫

冬薔薇やがて一人になる二人  akao 

デジタルの時代にあえて詠む凍夜 まどけい

青星が光れ光れと急き立てる 水彩

残雪に凌辱されてゆく正気 安藤 蜜豆

春だって呼ばれて二月は透明 朝暮ミナミ

たましひの碎けし音と春の雪 三明十種

    *

真っ白はリバーシブルなヤーレンズ 月波与生

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◆ 短歌

もう私、用無しなんだと思います ピエロの仮面は笑っています つきのさかな

凍る夜は音も涙も凍てついてちりり抗う心臓を抱く もみじ寝子

各々が氷砂糖を持ち寄ってフロリダと消ゆ梅酒の夜宴 鮨田わさび

   *

聞いてよとか細く放つ言の葉がストウブの香の中空に浮く xxxodarapelddap

焦点の合わぬ目でみる者だけにオールを預け企画書に乗る 水の眠り

爪先が凍り付くよな寂しさはこの心臓の渇きのせいだ / 七澤銀河

興醒め: 自らは凸凹踊る火星人ではないと知る夢 月階柚

焦げつきし鍋の底より剥がれずにあなたを待てば夜だけが煮える あづみのマルコ

できるだけ手遅れにしようビックリマンチョコを買ったりワイン飲んだり 銀星星郎

無いものを欲しがるのってそんなにさ 駄目かなそうね それでも私 舞風 奏

風花の消ゆる速さを知りながらなお差し出せる心を選ぶ 砂原妙々

円周率が循環小数となる夢を見た朝の町の周縁 笛地静恵

落ちた首ほっぽらかしにしておいた凍夜はぼくを解離させてく 砂のような

出会いありてテーブルに着く偶然性小さな悪と小さな戦略雨声

晴れの海こんな夜でも穏やかで ニライカナイへの道は真っ直ぐ 青海波

一人きり無為に過ごして迎う夜湯船で抱く寄る辺なき足 ナル

眩しく光る あの星がきみだったら 良いのに また会えるから  ぺろぼっこ

凍空にいっぱいの泡静止した街で夜更けに孤独を冷やす  非常口ドット

これだけは手放せなくて透明なハコだったのに色が被さる 織部ゆい 

痛みは、ね MAX10の5になった 長い旅だね飛行したいよ 山羊の頭

残雪を踏みしめなおす足の下 ひび割れながら春は息する 麦 ちひろ

つらぬいて岸に広がる海鳴りを吹きすぎる風今日はどこへと 栗井ゆずる

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◆ 詩 

夜中でも太陽が輝いて
輝く白銀の大地
私の恋を
祝福してる気持ちがするわ(スタ6251)

眼を閉じて横たわっている
さみしく息をしている

ひたひたと水が浸食してくる音だけがする

昔に帰りたいとは思わない
あの人になりたいとは思わない

ただ今が耐えられない
わたしはわたし以外の形になれない
ノックして通り過ぎていく人たちを
引き留めることはできない(白井沙漠)

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◆ 作品評から

絶交の上書きをしに来る雪崩 しまねこくん
 ~大切なことだからね。(よもやま さか)

円周率が循環小数となる夢を見た朝の町の周縁 笛地静恵
 ~循環小数、懐かしい言葉ですね。これは悪夢なのでしょうか。しかも円周率とは。きっと数学者同士が議論してたのではないでしょうか。「循環する」、「いや、するわけないだろ」って。(季川詩音)

究極の受け身で生きてる 君が僕を好きなら好きだし嫌いなら嫌い つきの さかな 
 ~「君が僕を好きなら……」から面白いがその方が楽だし来傷つかない、で恋愛受け身人間が増える。結論先送り、ということではあるのだけど。(月波与生)

夜に見る微笑みの国の自殺率 クイスケ
 ~総理になった高市早苗はよく笑う。面白くない時でもまずは笑顔から入る。作り笑いだろうが笑顔は人を安心させる。一億総笑顔。これからこの国は微笑みの国になるだろう。(月波与生)

睫毛しか青信号に気づかない 蔭一郎
 ~こういう句を書けるひとは繊細なんだろうと思う。睫毛の気持ちとか考えたこともないわたし。(月波与生)

春近し長き手足の小栗旬 カオルル
 ~固有名詞を入れる句は注文相撲みたいなもんでハマれば気持ちいいがズレるとどうしようもない。小栗旬はハマっていると思う。(月波与生)

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◆ 第260号句会報ダウンロードはこちらから

第260号句会報(PDF)

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