2022-06

句会

川柳発祥の日(8月25日)を祝う会

今年(2022年)は慶紀逸没後260年。 川柳が単なる万句合興行に留まらず他の雑俳から分かれて文芸になったのは、慶紀逸編の『誹諧武玉川』からといわれている。これを手本にしたのが『誹風柳多留』であり、これは句の見本としてその後の多くの川柳作者のテキストとなった。『誹諧武玉川』が世に出なければ『誹風柳多留』の誕生はなく、文芸としての川柳はなかったかもしれない。
おとなが読む絵本

 #1 字のないはがき

この絵本は、向田邦子さんのエッセイがベースになっています。 (エッセイはこちらから→「字のないはがき」) 物語は原作とほぼ同じなのに原作とは別な感情が湧き上がってくるとしたら、それは西加奈子さんの絵の力が大きいでしょう。
句集

#1 西恵美子句集『分母は海』 ~ここまでの十年、ここからの十年

第十回東北川柳文学大賞を受賞された西恵美子さんが受賞記念句集『分母は海』を上梓された。東北川柳文学大賞は東日本大震災の翌年、川柳を発信することで震災から立ち上ることを目的として設けられた。恵美子さんは震災から間もなく、職場にて復旧活動中であった息子さんを亡くされてしまう。本句集にはそれからここまでの十年と、ここから先を生きていく想いが二九〇の川柳と共に収録されている。 
月波与生の川柳

自画撮りで確かめるたましいの位置

月波与生自作を読む。電車は弘南電鉄弘前線。宿川原駅付近。自画撮りで確かめるたましいの位置
川柳のいま

#0 川柳の話 満天の星 Webサイトを開設しました

川柳人月波与生が様々なSNSに書いてきた記事をここに統合します。 これからはここを起点にして各SNSへ川柳に関する様々な情報を発信していきます。 よろしくお願いいたします。
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