今日の川柳 #6 キューピーの媚態に象の足を乗せ 高田寄生木
現代川柳において「象」が登場してきたのはいつからだろうか。不勉強のため『この句が象を書いた最初の川柳である』というのは見つけられないが登場後、現在においても頻繁にかつ、飽きることなく書かれる「象」は何を象徴(という言葉にも象が入るが)しているのだろう。この句はまず「媚態」に目が行く。しなをつくるの「媚態」は女の動作を特定するものではないが「キューピーの」とあるので、女、子供のしぐさ、句の前半はフェニズムについて書いたのではないかと思われる。
