5・7・5作品集「Picnic」6号発行

句集
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5・7・5作品集「Picnic」6号発行

野間幸恵さんが発行する「Picnic」も6号になりました。

今回は、あみこうへいさんが『5・7・5を企む「Picnic」』を書いています。

「…今更だが、五七五形式は跋行的とも言える形をしている。リズム的にもその短さにおいても何かを喪失し続けているようにも思われる。ところが面白いことに、このことが逆に見えないもの、手から零れかねないものを絡め取るという作用を言葉にもたらしている。とにかくそれを思うところから始めよう。」 (5・7・5を企む「Picnic」 あみこうへい)

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作品紹介

参加者全員の作品(1句)を紹介します。

うさぎとぶせんねんあまりはまたたくま あみこうへい

いつも名前がわからない春のジャズ 妹尾凛

アマリリスで作る妹の鎖骨 月波与生

七月の赤い嘴ふらんそわ 石田展子

やわらかな釘やわらかな下垂体 叶裕

山頂へひたひたとくる鳥の幻聴 大下真理子

花の散るだけどボクシングはきらい 岡村知昭

彗星が消える前には煮えるはず 松井康子

白鳥は燃えてゆくごみ(これは絵です) 榊陽子

舟になりそこねたエスカルゴの春 梶真久

一日の未完を埋める冷奴 木村オサム

残高は0000鳥雲に 鈴木茂雄

地図に書く植物たちの想像力 野間幸恵

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